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内分泌外科(甲状腺)

甲状腺ホルモンは「からだを元気にするホルモン」です。 体調がすぐれない場合は甲状腺疾患の可能性もあるのでご相談ください

前開き、あるいは首周りがあいた服装で来院していただけるようお願いします。検査時にはネックレスなども外していただきますのでご了承ください。

以下のような症状がある方や検診で精密検査を勧められた方の診療、術後の経過観察・投薬などを行います。
・くびの前(のど仏の下のあたり)が腫れている、しこりが触れる。
・顔や手足のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、声がかすれる、倦怠感など(甲状腺機能低下症)
・動悸や頻脈、汗が多い、暑がり、微熱、体重減少、手のふるえ、イライラする、下痢、倦怠感など(甲状腺機能亢進症)

検査方法
(1)超音波検査(エコー)
枕をせず、肩の後ろにタオルを入れて、頚を伸ばした状態で行います。ゼリーを塗り、プローブと呼ばれる道具を頚部に当てて、観察します。

(2)細胞診
超音波で確認しながら、しこり(腫瘍)に直接細い注射針を刺して細胞を取ります。採血の時に使う針と同じ太さなので、麻酔は行ないません。検査当日の入浴は問題ありません。

(3)血液検査
甲状腺の機能亢進や低下が疑われる、甲状腺がんが疑われる場合などに行います。


甲状腺疾患のおおよそ9割が女性です。

主な甲状腺疾患
(1) 働きがおかしくなる
 ① 働きが強くなる(甲状腺機能亢進症):バセドウ病
 ② 働きが弱くなる(甲状腺機能低下症):橋本病
(2) 甲状腺にしこり(腫瘤)ができる
 ① 良性腫瘍:結節性甲状腺腫、ろ胞腺腫
 ② 悪性腫瘍:甲状腺がん
 ③ 腫瘍様病変:腺腫様甲状腺腫

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