2040年の米国のがん罹患数および死亡者数を推計した研究結果が発表されました(JAMA Netw Open 2021; 4: e214708)。その結果、2040年に罹患数が最多になると予測されたのは2020年に続き乳がんでした(2020年:27万2,000例→2040年:36万4,000例)。ただ、死亡者数は2020年に比べ4分の3に減少すると推定されています(4万例→3万例)。これは米国の予測研究の結果なので、日本ではどうなのかは、まだわかりません。まず、身近にできることは、定期的に検診を受けるだと思います。