2020年を振り返って

2020年はコロナウイルス感染の影響で近年まれにみる大変な年でした。世の中のあり方が大きく変わりました。個人的にも開業する年にこんなことが起きようとは夢にも思いませんでした。

コロナウイルス感染の影響で検診(健診)を受ける人が減っており、進行した状態で見つかる癌患者さんが増えているようです。私が専門の乳がんでは、早期であれば腋窩リンパ節郭清(脇のリンパ節を広く切除する手術)をしなくて済むため、手術の負担が減り、術後の回復が早くなります。がん研究会付属病院のデータによると、腋窩リンパ節郭清の割合は、2020年4月から11月までは23.9%で、前年同期の17.6%よりも増加していたそうです。進行していた場合、抗がん剤治療が必要になることもあり、さらに負担が増えます。

当院は予約制で密にならないようにし、定期的な換気など感染対策を行っています)ので、ご心配なさらず、お越し下さい

関連記事

  1. 内覧会の案内

  2. 「気(き)、血(けつ)、水(すい)」

  3. 定期的なマンモグラフィで乳がん死亡リスクが低下

  4. 帯状疱疹の予防接種

  5. コロナ対策

  6. 10月はピンクリボン月間(1)

PAGE TOP