乳がん検診の目的は乳がんで亡くなる人を減らすこと(死亡率減少効果)です。今まで、乳がん死亡率減少効果が確認されている検診方法は、「50歳以上の女性へのマンモグラフィ検診」のみでした。
しかし、今年の8月に英ロンドン大学の調査で、40~49歳の女性を対象にしたマンモグラフィ検診も、死亡率低減の効果があることが示されました。
日本人女性の乳がんの好発年齢が45~49 歳と60~64歳ですので,日本では以前から40歳以上の女性に対して検診マンモグラフィが実施されています。今回、そのことを裏付けるデータが示されたのは、良いことだと思います。
当院でも高崎市の乳がん検診を行っています。受診されていない方は、ご検討下さい。